2010年11月23日

結局なんだったの!?JAL再生チーム前原、成果なく解散

日本航空(JAL)の再建問題で、前原誠司国土交通相(47)直属の専門家チーム「JAL再生タスクフォース」は成果らしい成果がないまま、その役割を終えた。待ったなしの日航再建で「この1カ月間の騒動はいったいなんだったのか」と前原批判が各界で渦巻いている。日航は結局、政府の管理のもと、官民共同出資の「企業再生支援機構」を活用して再生を目指す。

 専門家チームの強引な手法は各方面との摩擦を生んだ。日航に乗り込むや、再建計画策定の過程で日航の将来を担う若手の活用を宣言し、役員の関与を排除。日航幹部からは、自らかかわることがないまま重要な判断が積み重ねられるのを前に「いったい何の権限があってわが社の経営を左右できるのか」との不満が漏れた。

 そうした状況をもっとも歯がゆい思いでみていたのは、日航の西松遙社長(61)だ。10月に入り、千葉県内の自宅を訪ねてきた記者に対し、「どうせ俺は辞めるんだから。そうしたら、酒でも飲もうよ」とやけ気味で語った。

 専門家チームは日航の資産査定を踏まえ、今月半ばに金融機関に2500億円規模の債権放棄を求めるなどとした素案を策定した。再生に向けた事業計画があやふやなまま負担を求められた金融機関は、「とても受け入れられる内容でない」と猛反発。チームと金融機関との折り合いは最後まで付かなかった。

 専門家チームは日航に対する資本注入などで公的支援の必要性に踏み込み、政府内部の怒りも買った。財務省は「良識ある有権者、国民が理解できる形でなければ駄目」(藤井裕久財務相)と、日航の企業年金削減などの問題で一層の努力を要請した。

 四面楚歌に陥った専門家チームが目を付けたのが、今月中旬に業務を開始したばかりの支援機構だった。

 「この1カ月間の騒動はいったい何だったのか」。日航再建問題にかかわるある政府幹部は疲労をにじませながらこうつぶやいた。


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posted by パセリ at 11:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする